行雲流水 -Wander as a cloud-

長春-上海 中国自転車の旅

Stray Dog滄州へ

あまり耳にしたくない音で目が覚めた。
雨音だ…。
カーテンを開けるとかなり激しく雨が降っている。
今日は久々の雨中行だ。
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雨具をフル装備で着込んで出発。
雨は少し小降りになったが、僕の側をトラックやバスが通り過ぎて行く度に
茶色い水しぶきが全身に降り注いでくる。
サングラスに付いた泥水をグローブで拭い去り、前へ前へと進む。
今日は洗濯物が増えそうだ…。

今日の昼食は道端で売っている包子。
3元(約48円)で小ぶりの包子が20個程買えた。
味は値段相応60点くらい。

雨宿りしながら店の軒下で食べていたらずぶぬれの野良犬が
うつろな目で僕を眺めている。
なんとなく今の自分の姿と重なって包子を3つばかり譲ってあげた。

この街で見かける犬はどれも排気ガスや泥水で薄汚れていて
近くで何か音がするだけで尻尾を後ろ足に挟んでビクビク怯えている犬が多い。
道路を走っているとしょっちゅう車で轢かれた犬の死体を見かけるし
この辺りで彼らが暮らしていくのはかなり過酷を極めるのだろう。
彼も無事に生き延びてくれるといいのだが…。
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午後2時半、滄県界に入る。
雨もようやく止んでくれたし、今日の目的地、滄州市まではあと15キロ足らずだ。
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滄州市区内に入る直前、路面がかなり悪くなり、デコボコの路面や水溜りをよけながら
数キロ走る。
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幸運にも市内に入ってたまたま道を尋ねた人がとてもいい人で、インターネットが出来るホテルを
紹介してくれた。
今日の宿は「陽光旅館」。
180元のところを140元にディスカウントしてくれた。
サービスアパートメントタイプの宿で、ベッドルームとリビングに別れていて、
何といっても洗濯機が着いているのが有難い!
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夕食をホテルを紹介してくれた劉さんと一緒に食べる。
彼は国内外の製薬会社に薬剤を卸している会社の社長さん。
38歳にして100人の社員を率いているのだから大したものだ。
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「僕も自由気ままに旅行してみたくて、君の話が聞きたかったんだ。
この間、大前研一の本を読んだらオンとオフそれぞれを重視することが、
人生を豊かにするって書いてあってね。僕もこれからそれを実行しようと思ってた時に
君に会ったんだよ。今日君の話を聞いて元気をもらったよ。出来たら明日一緒に走りたいな」
大前研一の名前が出てきたのにはビックリしたが、彼の本は中国語版が何冊か出版されているらしい。
日本にも何度か出張で来たことがあるそうだ。
明日また会う約束をして彼と別れた。

今日の移動距離38Km。総壮行距離1518Km。

P.S.3日間、ネットに繋ぐ機会がなかったので、メールやコメントのチェックが出来ず
返事が遅くなってすみません!皆さまからの沢山の応援&お見舞いメール有難うございました!









自転車 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

旅先の病気は辛いものがありますよね。恐らく万全とはいかないまでも、回復に向かっているようで安心しました。また、新たな出会いもあって良かったですね。

それにしても、富樫さんが包子をお裾分けしてあげたワンちゃんの表情は切ないなあ。無事に生き抜いてくれることを祈ります。
2008-10-23 Thu 15:20 | URL | ma@formosa [ 編集]
カワイソウな犬がいっぱいいましたよ…。
10年前の調査では、台湾には100万匹以上の
野良犬がいるとのことでした。
今は数は減ってるんでしょうかね?
2008-10-23 Thu 23:00 | URL | TOGA [ 編集]

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