行雲流水 -Wander as a cloud-

長春-上海 中国自転車の旅

天安門到着!

10:30三河出発。
三河から北京へ向かう道はとても広く走りやすい。

が、燕郊を過ぎたところで、突然102号が高速道路に変わってしまった。
もちろん高速道路は自転車では走れないので、仕方なく高速と平行して走るデコボコ道を進む。
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しばらく道を進んでいくと「工事中進入禁止」の文字と柵にさえぎられ道がなくなってしまった。
困ったな…と思ったちょうどその時、「困ったな、どうしようか。」という声が聞こえた。
後ろを振り向くと30分ほど前に見かけた5人組の男たちだった。
リーダー格の男が近くを通りかかった地元の人に道を尋ねている。
「自転車だったら通れるらしいぞ。行こう!オマエも行くか?」
自転車が通れるように柵をどかしながら、男が言う。
「ダメだったら、またその時考えよう。」そう答えて、5人組と一緒に進入禁止の道を進むことにした。


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彼らは河北省の農民でこれから北京へ出稼ぎに行くところだという。
確かに自転車には布団から、洗面器、衣類に食べ物…と僕に負けないほど大量の荷物を積み込んでいる。
「月に数百元の収入じゃ暮らしていけないよ。子供もいるしな。北京なら一日100元以上稼げるって
話だからな。」
5人組の最後尾にいた50代くらいの真っ黒に日焼けした男が黄色い歯を見せながらそう言った。
彼らのような農民工が、ある者は列車、ある者は長距離バス、そして自転車などに乗って
どんどん北京に流入している。
そして、彼らこそが華やかな北京の発展の底辺を支えているのだろう。
本当に仕事がすぐに見つかるといいのだが…。
30分ほど一緒に走った後、彼らは仕事の口利き屋がいるという場所を目指して走り去って行った。

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北京市内へと真っ直ぐ伸びる朝陽路の両側に延々と高層マンションが立ち並んでいた。
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いよいよ北京の中心に近づく。この不思議な形のビルはCCTV中央電視台の新社屋。
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見慣れたビルが見え始めた。
右端の高層ビルは京廣中心。
僕が北京にいた90年には北京で最も高いビルだった。
が、今は高層ビルに囲まれ影が薄くなっている。
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朝外SOHO。北京はギンギラ派手なビルが多い。
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16:30ようやく天安門着!
長春から約1200キロ!やっと北京でのゴールにたどり着いた。
やはり何とも感慨深い。無事にここまでたどり着けたことに感謝!

今日は日曜ということもあり、天安門広場や天安門周辺は中国各地はもとより世界各地から
やって来ている観光客たちで埋め尽くされていた。
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17:30長安街沿いに建つ国貿のビルを横目に眺めつつ、今日からお世話になる堀さん宅へ。
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今年の春まで日中交流センターの事務局長だった堀さんは現在、三菱UFJ証券の北京所長。
堀さんがいつもの見慣れた優しい笑顔で出迎えてくれて、これまでの緊張が一気に緩んだ。

18時には心連心プログラム第一期卒業生の仇さん、金さんも加わり楽しい夕食となった。
仇さんは現在北京外語大学、金さんは北京第二外語大学の1年生。
仇さんは将来日本語の先生を目指し、金さんは同時通訳になる勉強をしている。
夢に向かって頑張っている二人の姿を見て、僕も元気が出てきた。
北京は今回の旅の折り返し点。
上海までの残りの約1300キロも頑張って走りぬくぞ!
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この記事のコメント

いかにも富樫さんらしく、ひょうひょうと北京に着きましたね! でも、天安門前で撮った1枚は、何となく合成写真?? ほら、影が……あったか。

北京では、十分に栄養を補って、また上海までペダルを漕いでいってください。

今晩、田原さんのライブをのぞいてきます。
2008-10-17 Fri 09:41 | URL | gushi [ 編集]
gushiさん

今日はライブでしたね。
田原さん以外にも、泉さん、山中さん、太和田さん
といろいろ会えそうですね。
皆さまによろしくお伝えください!
2008-10-17 Fri 10:58 | URL | TOGA [ 編集]
何だか大学生?と思いました。若返られましたか。夢に向かっている姿は顔つきまでキリットして輝いて見えます。ホントに若返るのでしょうね。季節がよいとはいえくれぐれもお大事に!若いって素晴らしいですね。
2008-10-20 Mon 20:12 | URL | fujimoto [ 編集]
fujimotoさん
コメント有難うございます!
若く見える…という話は、毎日話のネタになってますね。
世界中(日本を含む)どこに行っても、受ける「ネタ」
なので、コミュニケーションのきっかけにはすごく
有効かもしれません。
2008-10-22 Wed 01:38 | URL | TOGA [ 編集]

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