行雲流水 -Wander as a cloud-

長春-上海 中国自転車の旅

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上海到着!

11月15日午後5時、ゴールに設定していた上海バンドに到着しました。
9月21日に長春を出発してから56日目。総走行距離は2914Kmでした。

無事にゴールできたのも、皆さまからブログへのコメント、メールなどで度々励ましの
エールをいただいたお陰です。
応援いただき本当に有難うございました!

9月13日~15日までの日記、他にもバタバタしていてアップできなかった日記なども
今後徐々にアップしていく予定です。
これからもたまにブログをチェックいただければ幸いです。
再次衷心感謝大家!!

富樫史生
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蘇州へ

尾形大作の歌にもあるが、無錫といえば太湖のほとり。
が、結局太湖を目にする間もなく無錫の街を後にした。
もう20年近く前になってしまうが一度だけ太湖を見に無錫を訪れたことがあった。
その時に水質汚染で異臭を放つ太湖にがっかりしてしまって、
今回もわざわざ見に行こうという気持ちがわいて来なかった。
以前と比べて太湖の水質が良くなっているのか悪化してしまったのか。
せめて一目見てから街を離れれば良かったと蘇州へと向かう道すがらふと思った。
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無錫から蘇州へ向かう道は昨日と同じ国道312号線。
直進すれば蘇州にたどり着けるのだが、道が突然自動車専用道に変わってしまった。
手元にある大雑把な地図にはこの道以外で蘇州にどう行けばいいのかが表示されていない。
たぶん別のルートもあるのだろうが、その道を探しながら走っていたら大幅に遅れることは必至。
今晩は蘇州在住の心連心卒業生と会う約束をしているのでここで時間をロスしたくはない。
結局、危険を覚悟で312号線を直進することにした。
高速道路を自転車で走るようなものなので、自動車専用道から再び自転車も走れる普通道に変わるまでの約2時間の道のりは生きたここちがしなかった。
「五体満足で日本の地を踏めますように!」心の中でそう念じながらひたすらペダルを踏んだ。
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昼食を取れる店がなかなか見つからず、国道312号から少し外れた小さな路地でようやく露天の餃子屋を見つけた。車が通る度に埃が舞い上がり、店の周囲にはゴミが散乱していてけして衛生的ではないが、手作りの水餃子はとても美味だった。
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聞けばこの店をやっている4人家族は安徽省の明光からやって来たのだそうだ。
僕が自転車で明光を通ってここまでやって来たことを話すと満面の笑みを浮かべ喜んでくれた。
美味しい手作り餃子と温かい笑顔。
さっきまで張り詰めていた緊張があっという間に氷解した。
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白壁に黒い瓦屋根。
蘇州でよく見かける家屋だ。
だんだん蘇州市内に近づいて来た。
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17時半。今日の目的地である蘇州の繁華街「観前街」にあるホテルにチェックイン。
自転車と荷物を部屋に入れ、すぐに心連心プログラム卒業生の王さんの家へと向かう。
18時半過ぎ、ようやく王さんの家に到着。
家では王さんとお母さんが出迎えてくれた。
王さんは沖縄の高校に留学したのだが、すっかり「しまんちゅ」になってしまった。

「友達よりも仲間という言葉が好きです。」
東京で行われた帰国報告会の時にそう話した彼女の言葉が印象的だった。
中国では勉強一筋。試験でいい結果を出すことが全て。
それはやはり一個人の努力に頼る部分が大きい。
彼女は日本で部活動や文化祭、体育祭などを経験し、
仲間と一緒に一つの目標を達成する喜びを知ったようだ。
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ホテルまでは王さんとお母さんが車で送ってくれた。
別れ際、「先生、これプレゼントです。」
そういって彼女が小さな包みを渡してくれた。
車が視界から消えるまで手を振って見送った後、
部屋に戻って包みを開けた。
そこには小さな手作りのお守りが入っていた。
「一路平安」
その手書きで書かれた四文字を目にした時、思わず目頭が熱くなった。

上海まで後残すところ約100Km。
一期一会の旅のゴールはもう目の前だ。
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無錫-蘇州69km
総走行距離2810km

本日の宿泊先:莫泰168観前街店 観前街大成坊9-69号 TEL:0512-67703333
シングル:188元 朝食なし NET可 自転車の自室への持込み可














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太湖のほとり~無錫の街へ~♪ 折柳-無錫

鍵もかけられない窓一つないタバコ臭い最低のボロ宿を早々にチェックアウト。
今日の無錫の宿はもうちょっといい部屋に泊まりたいところだ。
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再び国道312号線。
この辺りの制限速度は時速100km。
自転車も走れる高速道路ってカンジだ。
自転車専用道を追い越し車線代わりに使う車も多いので
身の危険を感じることが多い。
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なんじゃコリャ?
まるで林のように多種多様な街灯が並んでいる。
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この鄒区というエリアは灯具の一大生産基地になっているようで
林立する街灯以外にも、あらゆる種類の室内灯やシャンデリア類なども大量に販売しているようだ。
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こういう風に車道、自転車専用道が完全に分けられているとずっと安全に走ることができる。
日本にも数年後に自転車専用道がかなり増えるらしいが、期待したいところだ。
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江蘇省の農村は他の地域の農村に比べるとずっ豊かなのか
3階建て、4階建ての家をよく見かける。
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お昼時。
トラックの運転手や工事現場の作業員などを対象にした露店食堂が賑わっていた。
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20代前半の若夫婦の経営。
10種類ほどある料理から自由に選ぶ事が出来、それにご飯とスープが付く。
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僕は野菜系3品と肉料理2品をチョイス。全部で8元だった。
値段の割に味もなかなか。
なるほど人気なのも納得。
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足元にいた子犬も美味そうに骨付き肉をかじっていた。
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道路標識を見たら「上海まで120km」の表示。
そんなに近いはずはない。
また誤表示だな…と思ったら、案の定更に10kmほど進んだ所に
「上海まで159km」の表示。
中国の道路標示は時々こういう誤表示がある。
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16時過ぎ、無錫着。
さすがは水郷無錫。街の到るところで水路を見かける。
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市の中心部は道路の大工事中。
あちこち掘り返されていて、街中が埃っぽい。
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今日の宿は金色豪門酒店。
ツイン、ネット可、朝食付き。
無錫市錫恵路2号 TEL:0510-66078888
http://www.wxjshm.com/
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オープンして1年足らずの新しいホテル。
260元と普段よりちょっと高めの部屋だが、昨日の宿が25元だったから
今日はちょっと贅沢することに。
昨日のボロ部屋ではあまりよく眠れなかったので
今日は早めに休むことにしよう。
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折柳-無錫81km
総走行距離2741km

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RICE ROAD 下蜀-折柳

一夜明けて外に出てみたら下蜀の街の様子が一変していた。
昨日はゴーストタウンみたいに閑散としていたのだが
いつの間にか通りには屋台や露店がズラリと軒を並べとても活気付いている。
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ちなみに昨日の夕方の様子。
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白い湯気に誘われて、肉包(肉まん)2つと菜包(野菜まん)1つを購入。全部で2元。
肉包はイマイチだったが、菜包はチンゲンサイや椎茸、干豆腐などが入ってて
なかなか美味しかった。
ちなみに東京で肉包を買うなら、世田谷通りのシャオリンのお店「鹿港(ルーガン)」がオススメですよ。
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買い物客でにぎわう市場。
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鶏、牛、豚、兎、いろんな肉を売ってる肉屋。
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燻製肉を売る店。
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悩みながら油条を揚げるオヤジ。「そろそろ油を交換しようかなあ。」(←想像)
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適当に撮った写真に写ってたのだが、よく見たら雲南ハニ族の竹筒鶏なんてのを売ってたようだ。
今になってみるとどんなものだったのか食べてみたかったなあ…。
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再び国道312号線。
下蜀を越えた辺りからはアップダウンから解放されてとても走りやすい。
時速20~24kmで走行。
こんな道ばかりだったらどんだけラクだろう。
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やはり江南は緑が多い。
今までの土地に比べると植生も多様。
人が一生懸命水をかけて緑をなんとか維持してるような地域とはエライ違いだ。
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上海まで258km。
自転車トラブルで予定が狂っただけに、今日はできるだけ常州付近までは行きたいところだ。
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華南は米が主食の米作エリア。
ちょうど収穫期ということもあって、黄金色の稲穂が重そうに首を垂れていた。
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ガードレールに延々と借り入れた稲が干してあった。
公共物勝手に使っていいのかなーとも思うのだが、誰も気にしてないようだ。
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同様に公道にも道いっぱいに籾が干してあった。
そういえば、河北省を走ってた時は道いっぱいにトウモロコシが干してあったなあ。
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16時を過ぎ。小学校からは下校する子供たちがワラワラとあふれ出ていた。
そろそろ今日の宿泊先を見つけないと。
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今日は折柳という場所に泊まることにした。
道行く人にどこかいい宿ないかと尋ねたら教えてくれたのだが
中に入ってみたらとんでもないボロ宿だった。
部屋には窓一つ無く、枕はヤニ色に変色、部屋に鍵をかけたら
「実はあの部屋の鍵をなくしちゃってね…」と、ドアの蝶番をドライバで外すハメになったり…と、
今回の旅では最悪の宿。それでもこの折柳の宿の中では一番いい宿なのだそうだ。

ちなみに一泊25元。お風呂は共同浴場、トイレも共用、その上ドア無し。
1年前に欧米人サイクリストが二人この宿に泊まったそうだが、
彼らは自転車を3階の自分たちの部屋まで担いで持っていったそうだ。(僕は1階の部屋に預けた)
よくその外国人たちもこのボロ宿に泊まったもんだなあ。
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下蜀-折柳72km
総走行距離2660km

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GJ号復活! 南京-下蜀

午前9:00栖霞のホテル、加佳賓館をチェックアウト。
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フロントで南京市内まで行くにはどうやって行くのが一番安いか尋ねている時に電話が鳴った。
李軍さんからだ。
「今から車で迎えに行くから南京市内のGIANTショップまで行こう!」
「え?でも仕事は?」
「いいから、いいから。あと10分ホテルで待っててくれ!」
それから10分後。李さんがメガネをかけた男性と一緒に現れた。
「李軍から話は聞いたよ。長春から一人で自転車でここまで来たんだってね。
ぜひ直接君に会って話をしてみたいと思ってね。」
受け取った名刺を見てみたら、李軍さんの会社の社長さんだった。
まさか社長さん自ら自転車屋まで付き合ってくれるとは…。
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「せっかくだからちょっとウチに寄ってお茶を飲んでから行こう。」
李安達社長さんはてっきり僕より年上だと思ってたのだが、まだ33歳の若社長。
そのまま車で彼の住むマンションまで連れて行ってくれた。
「僕は仏教を信じてるんだけど、全ての出会いには意味があるし、
君が中国を走ってあちこちでいろんな人たちに会って交流していることは
きっと日中の将来にいい影響を与えていると思うよ。君の旅の安全を祈ってこれをあげよう。」
そう言って李社長は観音像のお守りと小さな経典をプレゼントしてくれた。

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10時。GIANTショップ着。
グレートジャーニー(GJ号)はちゃんと直ってるかなあ…。
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GJ号は見事に復活していた!
「昨日あれから夜に修理したんですよ。パーツが無くて新車を2台バラしてなんとか直したんです。」
そこまでして直してくれていたとは…。
修理代を支払おうとしたのだが、「いいから、いいから。」と言って受け取ってくれなかった。
GIANTショップ南京店の皆さん、本当に有難うございました!
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GIANTショップ南京店の店内。かなり豊富な品揃え。
日本のショップでは手に入らないウェアやアクセサリー類も取り揃えている。
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GIANTショップで知り合った渋いサイクリストの潘さん(46)。
かなりのゲバラファンのようだ。
「仕事は何をしてるんですか?」
「職業?オレは自由人さ。」
うーん、カッコいいなあ。
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GIANTロゴの入ったサイクルジャケット。146元。
南京店に来た記念に購入。
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昨日走った同じ国道312号線を再び走ることに。
この312号線はラサまで続いているのだ。
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高速道路ではなく、普通の国道なのに制限時速100キロとは!
いくら自転車専用道があるとはいえ、やはりちょっと怖い。
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今日は下蜀という街で泊まることにした。
街の中心に向かう道は工事中で、ダンプカーやトラックで大渋滞中だった。
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今晩の宿、聚得来酒店。
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出来て間もない宿のようで設備はなかなか新しい。
NETが使えないのがイマイチだが、ツイン、自転車持ち込み可。80元。
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ホテルの前の道はやたら閑散としていて全然活気の無い街だなーという印象を受けた。
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南京-下蜀 51km
総走行距離 2588km

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ハンドルが利かない!? 南京-栖霞

たった1泊2日だけの合肥滞在。時間にすると22時間にも満たない滞在だった。
もっとゆっくりしたいのだが、今日南京から次の都市に向けて走らないと
あとが苦しくなる。きっとまたいつか合肥に来る機会があるはずだ。

駅までは白さんが車で送ってくれた。
「今の中国ではみんなお金を追及することばかりに夢中になってて、
自分たちがかつて抱いていた夢のことなんて忘れてしまっている。
君は僕らに大切なことを教えてくれたんだよ。有難う!」

白さんの言葉にはとても感激した。
その言葉を胸に上海までの残りの道のりも頑張って走れそうだ。
白さん、有難う!

11時、合肥発。
再び中国新幹線「動車組」で南京へ。
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12時南京着。
急いで駅前のホテル「南京首創旅館」をチェックアウト。
12時半にチェックアウトで30分オーバーしてしまったが
追加料金は見逃してくれた。
謝謝!
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南京駅前から出発。
日曜日という事で駅前は多くの観光客でにぎわっていた。
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玄武湖と高層ビル群。
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南京から上海へは国道312号線を通っていくことにした。
南京市内からは玄武大道という道を行くとやがて国道312号線へ変わる。
道路標識に初めて「上海」の文字が登場した。
上海が身近に感じられる。
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栖霞を過ぎた辺りからハンドルに違和感を感じるようになった。
何かが引っかかっているような感じがしてチェックしてみたが
外観からは何も問題は無さそうに見える。
なんとなく嫌な予感がするので、今日はこれ以上走るのはやめて
栖霞に宿泊することにしよう…そう思った時だった。
え!?ハンドルが…動かない??
何故突然ハンドルが動かなくなってしまった。
日本から持参した2冊の自転車整備マニュアルをパラパラめくってみても
ハンドルが動かなくなった時の対処法は載っていない。
30分ほど工具を使ってハンドルと格闘してみたが、僕のようなド素人では歯が立たない。
途方に暮れかけた時に現れたのが李さんだった。
「近くの自転車修理屋まで乗せてってやるよ。」
ちょうど自転車を乗せるのにちょうどいいバンで、栖霞にあるGIANTショップまで
乗せて行ってくれた。
李さん!有難う~!!
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「こりゃ、ウチじゃ手に負えないね。パーツが無いから南京市内の修理店じゃなきゃダメだよ。」
栖霞のGIANTショップの店員は自転車を見るなりそう言った。
「もう16時半だし、今日はもう栖霞のホテルに泊まって明日なんとかするよ。」
李さんにお礼を言って車に乗せてくれたお礼を渡そうとしたが彼は頑として受け取らなかった。
「困った時はお互い様さ。気にしないでくれよ。そうだ連絡先を教えてくれよ」
携帯の番号を交換すると彼は笑顔で手を振って去って行った。

自転車店でホテルを訪ねたらお店に電動自転車の修理に来ていた女の子が
「家に帰る道沿いだから連れてってあげるわよ。」と言って案内してくれた。
南京は親切な人が多いなあ。
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加佳賓館というチェックインした直後、突然携帯が鳴った。さっきの李さんからだ。
「今すぐ南京市内に向かえば閉店前までに間に合うはずだ。自転車を持って今から行こう!」
電話のすぐ後に李さんが会社の同僚2人と一緒にバンで迎えに来てくれた。
「17時半まであと30分ある。間に合わせてみせるよ!」
その後の運転はすごかった。李さんってレーサー?と思わせるくらい華麗なドライビングテクニックで
次々と猛スピードでどんどん他の車を追い抜き、弊店10分前にGIANTショップに到着した。
李さん…スゴ過ぎ!
「この日本人は長春からここまで自転車で来て上海まで急いでいるから明日までに修理してくれ!」
「まずは状態を見てみないと…」李さんの強い押しにちょっと引き気味の店員がハンドルを
外そうとした時に何かがバラバラと落ちてきた。ベアリングだ。
中は錆だらけ。どうやらベアリングが破損してハンドルが動かなくなってたようだ。
前輪に重い荷物を二つも取り付けているし、
一昨日の大雨の時、走行時にバッグを変な風にぶつけてしまったのだが、
あの時に重い前輪バックが振り子の様にひねってベアリングを傷めたのかもしれない。
更に隙間から水が中に入り込んでグリスが溶け出して錆付いてしまったのもマズかった。
かわいそうなグレートジャーニー(GJ)!!すまない!
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「出来るだけ頑張ります。明日の午前までには直して見せますよ。」
GIANTショップの若い店員さんの言葉に救われた。
GJよ。明日からまた一緒に走ろうな!
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南京-栖霞21km
総走行距離2537km












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休足日@合肥

今日は久々の休足日。
最後に走るのを休んだのは10月18日の土曜日だから、ちょうど3週間ぶりの休みだ。
我なりに結構よく頑張ったもんだなあ…。

中国新幹線(動車組)で合肥へ。
12:28発と書いてあったのに、なぜか予定時刻より1分早く出発。
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約1時間後の13:35には合肥駅着。
やはり動車組は早くて快適!
駅には僕の中国自転車旅行に協賛してくれた合肥のIT企業,iFLYTEK社の張さんが
出迎えに来てくれていた。
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合肥市内。安徽省の省都で300万都市ということもありかなり賑やかな街だ。
三国志の曹操と孫権が戦った「合肥の戦い」の舞台でもあり、包青天の故郷でもある。
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安徽中科大訊飛信息科技有限公司(iFLYTEK)はコンピューターによる音声合成と音声認識の
技術を持つIT企業。特に英語と中国語の音声合成・認識の分野では世界最高水準である。
毎年開催されている英語の音声合成のコンテストでは欧米企業を抑えて3年連続で優勝している。
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iFLYTEK社との縁は中国語.comのチャオベンさんからのご紹介。
今年7月に中国語の通訳ということでたまたま会ったのがiFLYTEKの白副総経理とアシスタントの張さん。
その時に9月から中国を自転車で旅するという話をしたのだが、「協賛しますよ!」と白副総経理が
言ってたのはてっきり冗談だとばかり思っていた。
彼らが帰国した後、メールで連絡が来て本当に協賛してもらえることになった。
iFLYTEKの白さん、張さん、そして二人を紹介して下さったチャオベンさん、
本当に有難うございました!

さてさて、iFLYTEKの音声合成と音声認識という技術だが、
テキストデータさえあれば、英語・中国語をコンピューターで合成した音声で読み上げてくれるのが
音声合成。
カーナビや電話番号案内なんかの音声がそれに当たる。
英語は3年連続で国際コンクールで受賞しているが、中国語の音声合成レベルも
かなり高くて、ネットから適当にテキストデータをコピーして、iFLYTEKの音声合成ソフトに
入れるとかなりネイティブに近い発音で読み上げてくれる。
ボタン一つで、男性、女性、子供、喜怒哀楽も表すことができる。

音声認識は、英語・中国語でマイクに向かって話すとそれを認識して実行してくれる技術。
MP3プレーヤーなどに入ってる曲を探す時、マイクに向かってその曲のタイトルを言えば
すぐにその曲を再生してくれたり、メロディを口ずさむだけで曲名を検索してくれたり、
英語や中国語で話す言葉をそのままテキスト変換化することが出来る技術。

将来、ロボットと話をしたりするにはこの両方の技術がないと不可能だ。

iFLYTEKではいろいろ他にも新しい製品を開発していて、いくつか製品化したものを
見せてくれた。
この製品は銀色のペン状のモノがセンサーになっていて、テキストに入っている目に見えない
データを読み取って、テキストの文字をタッチするだけでその文章を読み上げてくれる。
手元のボタン一つで同じセンテンスを何度も繰り返すことが出来たりと、
語学を教える教師用に開発された製品だそうだ。

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このぬいぐるみは足のボタンを押すと3~4分程度の子供向けの物語を話して聞かせてくれる。
物語はWEB上からデータをダウンロードしてどんどん更新することができる。
子供に大人気の商品。
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オフィスは吹き抜けで光溢れるとても開放的な空間。
若い社員がバドミントンをして遊んでいたが、700人いるiFLYTEKの社員のほとんどが20代だそうだ。
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会社の屋上にはバスケットコートまである。
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iFLYTEK社を見学し終わった後、張さんが市内を簡単に案内してくれた。
合肥市政府のツインタワーの立派な建物を写真で撮っていたら
黒い乗用車が停まり中からスーツに身を包んだ男性が降りてきた。
「何やってんだ?」
ヤバイ。政府関連の建物の写真はマズかったかな…と思ったら
張さんがやたら親しげに話しをし始めた。
「僕の父だよ。偶然車で通りかかったんだって。父は合肥市の副市長をしてるんだ。」
え?それは全くの初耳だった。
張さん、早く言ってよ!
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夕食はインドネシアの出張からわざわざ一日早く戻って駆けつけてくれた白副総経理、
安徽省政府の偉い人たち、北京のIT会社の社長さん、韓国からたまたま出張で来たIT会社の
社長さん等など、不思議なメンバーでの食事となった。
写真はiFLYTEK白副総経理。
実は僕と同い年。
不惑の二人?
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ENDLESS RAINそして再会 滁州-南京

滁州では今週日曜に中国初の「中国農民歌謡祭」が開催されるとのことで
街中が歓迎ムード。
当日はVIPも多数来場するようで、会場となる人民広場は武装警察によって
厳重に警備されていた。
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滁州は滁菊という菊の花で有名。
滁菊は薬用としても様々な製品が開発されており
肝臓ガンやSARSなどの予防効果もあるとのこと。
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滁菊は曇り空。
今朝の天気予報では南京は所により豪雨になるとのこと。
予報が外れてくれることを祈るばかりだ。
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走り始めて30分もしない内に雨が降り始めた。
更にまた不吉な「道路工事中」の看板。
昨日の悪夢が甦って来た…。
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古いアスファルトの道路の上に鉄筋入りコンクリートの道路を重ねている。
土石を満載した大型ダンプカーがよく通る道なので耐久性を高めようということなのだろう。
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新しいコンクリートの道と元々の道とはかなりの段差がある上滑るので
今日も2台の車と1台のバイクの脱輪・転倒事故を見かけた。
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雨足はどんどん激しくなり、もうカメラで写真を撮っている余裕もなくなってきた。
道は舗装道路から泥と砂利だらけのでこぼこ道に。
なんか後輪が変だな…と思ったらパンクだ!!
よりによってこんな大雨の泥水だらけの場所でパンクするなんて…。
今日は18時に南京駅前のケンタッキーで心連心の卒業生たちと会う約束をしているので
一刻も早く修理して南京にたどり着かなければ!
雨と泥と油にまみれながら休業中のガソリンスタンドの軒先を借りてパンクを修理。
なんとか修理できたが40分以上時間をロスしてしまった。

雨は更に激しくなりその上向かい風まで吹いてきた。
雨具は着ているが既に頭の先から足元まで全身ずぶ濡れ。
自転車もなかなか前に進まない。
16時半。ようやく南京大橋までやって来た。
この橋を渡ればゴールの南京駅はもうすぐだ!
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眼下に長江を望む。
済南で黄河を渡った時よりもずっと川幅があるように感じる。
橋の中央部までずっと登り道なので風雨の中走るのはかなりシンドイ。
でも長春を出発し、黄河を越え、そしてこの長江まで自分の脚力だけでたどり着けたのだと思うと
ジワジワと感動が湧いてくる。
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18時。ずぶ濡れの服を着替える間もなく心連心の卒業生たちと再会。
左から南京外国語学校の顧さん、蘭さん、周くん、そして南京大学に入学して間もない王さん。
彼らの元気な顔を見たら疲れ果てていた体にも力が戻ってきた。
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ビックリしたのは周くんの身長が日本で最後に見た時より更に伸びていたこと。
2年前、彼と初めて日本で会った時は身長165cmだったのが今は9cmも伸びて174cm!
いつの間にか僕の身長を追い抜かされてしまった。

南京外語の3人は大学入試と日本語能力試験準備の真っ最中で毎晩12時過ぎまで勉強している。
王さんも南京大学で日本語以外に韓国語も勉強したりと慌しい日々を送っている。
みんな良く頑張ってるなあ。
また近い将来、彼らの成長した姿を見てみたいものだ。
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滁州-南京69km
総走行距離2516km











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事故多発!恐怖のスリップロード!君は生き延びることができるか?明光市-滁州

空はどんよりとした鉛色で今にも雨が降り出しそうな天気だ。
滁州に着くまでなんとか持ちこたえてくれるといいのだが…。

明光市を出発して間もなくすると「前方工事中、ゆっくり走れ」の看板。
この看板を目にした後は大体ロクなことがない。

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道路の片側が封鎖されて一車線のみの通行。
とりあえず道路が舗装されているのは有難い。
明光市-滁州間もアップダウンが多そうで、
道路の先が鉛色の空に向かって伸びていてそのまま溶け合っていた。
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簡単な昼食を路肩の食堂で済ませる。
犬に時々肉片をあげたこともあって、すっかり仲良しになった。
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外はいつの間にか雨が降り始めていた。
急いで雨具を着込む。
雨に塗れた出来たばかりの道には並木が映りこんでいる。
この雨の中アップダウンコースを走るのはキツイだろうなあ。
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走り始めてしばらくして道路から乗用車が転落しているのを見かけた。
幸い運転手にケガはなかったらしくひしゃげたボンネットの前でどこかに携帯電話をかけている。

その現場から300mも離れていない場所で今度は3台がからむ事故。
1台は路肩に転落し横倒しになっていて、前方の2台が衝突している。
玉突き衝突事故だったのだろうか?
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衝突現場を後にして10分もたたない内に後ろで「ガタン!」と大きな音がした。
振り向くとまたもやトラックが路肩に前輪を落として停まっている。
おいおい30分もたたない内に5台が事故に遭うってのはいったいどういうこったい!?
こりゃもう異常事態だ!
更に数キロ進むと再び貨物トラックが後部を林の中に突っ込んだまま停まっていた。
いったいどんだけ事故が多いんだ!

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恐らく原因はこの出来たばかりのピカピカのコンクリート製舗装道路。
そもそも道路と路肩の段差が50cm以上あり直角に切り立っているのも危険過ぎる!
これから盛り土するのかもしれないが、道路の端を走る時はかなり恐怖を感じる。
他にもスピードの出し過ぎ、無理な追い越し、使い過ぎて溝がほとんど無くなっている
ツルツルのタイヤなどが関係しているんだろうがそれにしてもあまりに事故が多すぎる。

15時過ぎに滁州の境界にたどり着くまでに更に2台の路肩への転落事故を見かけた。
4時間程度の間に8台が事故に遭うなんて…。
あり得ない…。
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とりあえず滁州境界を越えちょっとだけ安心。
とは言え、まだあと20キロ走らなければならない。
果たして生き延びる事が出来るだろうか。
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止まない雨の中、アップダウンを越え17時過ぎにようやく滁州市内のホテルへ。
なんとか生き延びることが出来てホッとした。

天然居賓館
滁州市鳳凰西路183号 TEL:0550-3011188 (隣には金地大酒店という5星ホテルがある)
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ツイン、ネット可、自転車持込み可、朝食付き。100元
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明光市-滁州71km
総走行距離2447km

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アップダウンロード 五河-明光市

今日の移動も約40kmのショートコース。
ちょっと早めの昼食に「牛肉麺」3元を食べる。
手打ちの麺はなかなかコシがあってウマイ。
でもやはり牛肉麺は台湾の方が断然ウマイなー。
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食堂のオジサンとオバサンが物珍しそうに自転車をいじくっていた。
オバサン!お願いだから蹴らないでね。
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安さと注文してから3分足らずで出来上がる手軽さからか
食堂はトラックのドライバーたちで賑わっていた。
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五河から明光市方面に向かう道には堆河大橋という橋が架かっているのだが、現在補修工事中。
通行規制をしているため、大渋滞中だった。
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渋滞を抜けしばらく行くとアップダウンの道が増え始める。
思えば、長春を出発してから現在に至るまでアップダウンのある道に遭遇したのはほんの数度。
大した坂道ではないのだが、今まで平坦な道を走るのに慣れすぎた体にはちょっとキツイ道のりだ。
安徽省はかなり起伏のある地形をしてるんだなーと身にしみて実感した。
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14:30明光市の境界着。
ここからあと28km。
まだまだアップダウンが続きそうだ。
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この辺りは湖や棚田が多い。
春に来たらもっと景色がキレイだろうなあ。
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この辺には土石の採掘場が多く、砕石機があちこちでフル稼働していて
真っ白な粉塵を周囲に撒き散らしている。
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その上、土石や砂利を運ぶダンプカーが次から次へと何台もけたたましいクラクションを鳴らして通り過ぎて行くので
これはかなりのストレスだ。
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結局明光市内に入るまで40km以上に渡ってアップダウンロードが続いた。
移動距離は短かかったが慣れない坂道には疲れた。

今日の宿泊は藍天賓館。TEL:0550-8109888
ホテルの人曰く明光市では一番いいホテルとのことだったが
その割にはエレベーターもなく、5階の部屋まで階段を昇り降りするのはシンドイ。
トリプル140元、Net可、朝食付き。
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ホテル5階からの眺め。
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五河-明光市47km
総走行距離2376km











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似非回族オジサンと不屈の白ヤギ 泗県-五河

今日は五河までの約40Kmの移動。
短い距離の移動なので、12時ギリギリにホテルをチェックアウト。

昼食はマンガのキャラクターになりそうなオジサンのお店で水餃子を食べる。
手作りの水餃子は皮もモチモチして具もちょうどいい味付けで美味しかった。
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「なんでそんな帽子かぶってるんですか?」
「回族だからだよ。」
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壁には結婚式の時に撮ったと思われる写真がかけてあった。
これまたなんとも思わず笑ってしまうような写真だ。
オジサンいい味出してるなあ。
食堂の経営者よりもお笑い芸人の方が向いてそう…。
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隣のテーブルではオジサンの娘さんと思われる女の子がせっせと餃子を作っている。
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「この餃子美味しいですよ。この辺には回族の人たちがたくさん住んでるんですか?」
僕が話しかけたとたん彼女は笑い出した。
「あれは冗談よ。ウチのお父さんはああいう人だから。」
そういうと彼女はまたクスクス笑った。

周さんは21歳。現在彼氏募集中だそうだ。
あのお父さんとも仲良くやっていけそうな人は安徽省へ急ごう!
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大路口という街に通りかかった時、2頭のヤギが角を突き合わせて
戦っているのを見かけた。(遊んでただけかもしれないが。)
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何度戦っても毎回白ヤギ(どっちも白いがより白い右側のヤギ)が負けて落とされてしまう。
それでも白ヤギは諦めず何度も側溝から這い上がっては挑戦を繰り返す。
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8回戦目、ついに白ヤギが相手のヤギを打ち負かした!
僕は最後まで諦めなかった白ヤギに心を打たれた
(一瞬の勝利だったので残念ながらその時の写真は撮ってない。)
不屈の白ヤギからちょっとだけパワーをもらった気がする。

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17時。皇都大酒店にチェックイン。
五河県国防路28号 TEL:0552-5888888
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ツイン、Net可、自転車持ち込み可、朝食付き。148~198元
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泗県-五河39Km
総走行距離2329Km






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似非ダンサー安徽省へ 睢寧-泗県

今朝の朝食は焼餃子。8個で1元。
NHKのテレビ中国語講座のレギュラーをしていた盧思さんが以前中国語.com音声ブログの中で、「中国では焼餃子は前日たくさん餃子を作り過ぎて余ったものを翌日でも美味しく食べるための知恵。」と言っていたのを思い出した。
これもやっぱりそうなのかなあ。
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昼食を食べていた時のこと、お店の女の子が突然声をかけてきた。
「あなたダンサー?」
あまりの思いがけない質問に一瞬固まってしまった。
「なんでそう思うの?」
「だってダンスする人みたいじゃない。」
うーむ…。彼女のイメージするダンサーっていったいどんな人なんだろう???
ふと不評に終わったNHKの朝の連続テレビ小説「瞳」を思い出した。
そういえば、KENさんが築地の鰹節屋を手伝ってた時の格好は今の僕みたいな格好してたかもしれない。
とは言え、彼女が「瞳」を見ていたとは到底思えないが…。
ダンスなんて僕が最も苦手とすることの一つなだけに彼女の突飛な連想に笑ってしまった。

食堂は家族5人でやっているようで、小さな弟さんも小まめにお茶をついでくれたり料理を運んだりしてくれた。
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お兄さんと一緒に記念撮影。
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食堂を出発する時は家族5人全員が見送ってくれた。
謝謝!再見!
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江蘇省に入ってからは、道路がかなり小まめに掃除されている。
オレンジ色の服を着た彼ら道路清掃員たちのお陰だ。
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睢寧から泗県へと向かう途中いくつもの川を見かけた。
霧にかすむ川はちょっと幻想的。
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昨日いつも顔に巻いていたマフラーを洗ってみたら水が真っ黒になってしまった。
こんなに汚れてしまうものなのか…とショックを受けて、今日から自転車用マスクを付けてみた。
鏡に映った姿を見てみるとちょっとテロリストみたいかも…。アルカイダっぽい??
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15:40安徽省境界着。
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安徽省の農村の家々。
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夕陽が沈んでいく。
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泗県近郊のある村を通った時、ちょうど下校時間と重なったのだがどの生徒も竹箒を持って帰宅の途についていた。下校途中に道の掃除でもするんだろうか?
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17:00泗県市内にある文廟大酒店にチェックイン。
文廟大酒店TEL:0557-7099666
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出来てからまだ1年足らずのホテルで設備も新しくいい部屋だった。
スタンダードのツインルーム通常198元が今月から98元にディスカウントされたとのこと。
Net可、朝食付、自転車持込み可。
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睢寧-泗県53Km。
総走行距離2290Km。


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さらば劉邦! 徐州-睢寧

徐州を観光しようと思ったら、丸一日つぶれてしまうのでそれはせずに出発。
さらば項羽よ劉邦よ…。

道路標識を見て首をかしげてしまった。
国道104号方面に宿州79Kmと書いてある。
実際には国道206号を南下すれば宿州方面で、
国道104号が南京方面なのだ。
地図を見ないでこの標識に従ってたら絶対道を間違えてしまうだろう。
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国道104号沿いにある「徐州漢文化景区」。
この広大なエリアの中に漢兵馬俑や獅子山楚王陵、漢文化芸術交流センターなどがある。
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今日も80km以上移動しなければならないので、劉邦の巨大な彫像の写真だけ撮って
慌しく「徐州漢文化景区」を出発。
さらば劉邦!

しばらく走ったら、今度は正しい標識が出ていた。
やはり国道206号が宿州方面で、国道104号が南京方面で合っていた。
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これまた国道104号沿いにある巨大な楚の文化を扱ったテーマパーク。(…だと思う。)
道行くおばさんに「これって何ですか?」と聞いたのだが
訛りが強すぎてよく分からなかった。
たぶん「楚彭城」と言ってたような…。
これまた見る時間がなく国道からの遠景のみ。
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徐州から睢寧に向かう国道104号は整備されたばかりのようでアスファルトがまだ黒々としていた。
道が広くとても走りやすい。
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徐州から離れるにつれどんどん貧しそうな農村エリアになっていく。
壁に書かれたいろんなスローガンがその地区の様々な問題を物語っている。
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14:30睢寧と徐州との境界着。睢寧まであと45km。
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睢寧界を越えてしばらくすると、自動車専用道と自転車歩行者道がガードレールで仕切られている。
分けてくれるのはいいことなのだが、自転車歩行者道は未舗装路の部分が多く、走るのがキツイ。
結局きちんと舗装されている自動車専用道の方を走る。
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15:30小腹が空いてきたので、雑貨店で台湾系食品メーカー「康師傅」のカップヌードルを食べる。
このシリーズは結構美味しくて気に入っている。3.5元。
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国道沿いの雑貨店ではお母さんと二人の子供が店番をしていた。
ここで寝泊りしているのか、お店のカウンターのすぐ側にはベッドが置いてあり
小さい方の子供は昼寝の最中。
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お兄ちゃんは宿題を終えるとネットからダウンロードしたドラゴンボールに見入っていた。
日本語版で字幕が中国語。
ベジータの台詞を日本語で言ってみせたらお兄ちゃんにはかなりウケていた。
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18:10ほぼ真っ暗な闇の中、今日の目的地である睢寧着。日没前にはたどり着けなかった。
ホテルは今回の旅で最安の一泊40元。
出来たばかりの宿で設備が新しく部屋でネット可なのは有難い。
バス・トイレが付いているのだが温水は出なかった…
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睢寧でもっとマシな宿に泊まりたい人には
睢寧国際酒店というホテルがあるようだ。一応参考まで。

徐州-睢寧85km
総走行距離2237km














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項羽と劉邦の街へ 微山-徐州

中国の朝は早い。
もちろん朝ご飯も。
朝食を売っている場所を探すのは簡単だ。
白い湯気が昇っているところを探せばいい。
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油条(youtiao)。揚げパンのようなもので、お粥に入れて食べたりする。
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葱油餅(congyoubing)小麦に葱を練りこんで焼く。ネギが香ばしい。
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僕の今朝の朝食は八宝粥(大麦、もち米、粟、そら豆、小豆、緑豆、ピーナッツ、ナツメなどが入っている。ほんのりと甘口)、チマキ(ナツメが入っていてちょっとだけ甘い)、煮玉子の3点をチョイス。
合計2.1元。(約30円)
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向かいの席の腕白坊主たちはワンタンと葱油餅をパクついていた。
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隣の席の女の子は煮玉子をポロポロこぼしながら食べていた。
中国の朝ご飯は狭い店内で大体合い席になるので、観察してると面白い。
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昨日泊まった朝陽賓館のオーナー張さんはまだ30歳の若社長!
自転車を部屋に運ぶのを手伝ってくれたり、夕食のオーダーから果物を買いに行くのまで
付き合ってくれたりといろいろ親切にしてくれた。
張さん、謝謝!
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微山のすぐ側には微山湖という広さ1200平方kmもある河北エリア最大の淡水湖がある。
この湿地帯には多種多様な魚類、鳥類が生息しており、それらの生態を観察できる
「微山湖湿地生態園」がある。
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微山湖には山東省、江蘇省、河南省、安徽省の4省から40本余りの河が注ぎ込んでおり、
70種類以上の水生植物が自生しているそうだ。
でも河の水質を見てみるとけしてきれいとは言えず、微山湖の生態系への影響が懸念される。
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途中立ち寄った「超市」(スーパー)で、なぜか看板が外されているのが気になった。
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よく見てみると「三鹿」という粉ミルクへのメラミン混入騒ぎの発端となった河北省のメーカーが看板のスポンサーだった。
外してはみたものの、捨てるに忍びなく…ということなのだろうか。
中国のスーパーや雑貨店はこうした食品、飲料メーカーが看板のスポンサーになっているケースが多い。
「ウチの商品の宣伝してくれるんなら、看板はタダで作りまっせ。」ということなのだろうか?
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しかし、気になるのは「蒙牛」、「伊利」という中国の牛乳市場の半分を占める2大メーカーからも
メラミンが検出されたにも関わらず、この2大メーカーは相変わらずテレビでガンガンCMを流したり、
市場にも商品がそのまま流通していることだ。
ほんの1ヶ月前にあれだけ新聞、テレビで報道されていたのに。
もうお咎めなしで「没問題」(問題なし)で済ましてしまうのだろうか?
(写真は9月19日の新聞)
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昼食をかなりひなびた食堂で食べる。
ここも主食は「大餅」(dabing)と呼ばれるナンに似た食べ物なのだが、
当たり前のようにお店の人がイスの上にそのまま置いていった。
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僕のテーブルの上にも当然のように「大餅」が置かれていった。
中国の農村の食堂では当たり前のことなのだが食べる時にちょっとだけ気が引けてしまう…。
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山東省と江蘇省の境界の街「韓庄」。
昨日は元々この街に泊まろうかと思っていたのだが
思いとどまって微山にしてよかった。
ガランとしていてほこりっぽくて活気のない街だった。
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いきなり「前方工事中。迂回せよ。」の看板。またイヤな予感が…。
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案の定またデコボコ道…。
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その上また譲らない車同士がクラクションを鳴らしあったまま睨み合いをしていた。
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14時。江蘇省の境界着。
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江蘇省側に入って気が付いたのが屋根の作りの微妙な違い。
山東省側の民家ではあまり見なかった作りだ。
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飲み物を買いに立ち寄った雑貨店で知り合った老夫婦。二人とも70歳だそうだ。
「自転車で長春から上海まで行くんだって?若いうちにしか出来ないことだから頑張れよ!」
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今日の目的地である徐州は劉邦と項羽に縁りの街。
漢の高祖である劉邦はこの地に生まれ、「西楚霸王」項羽はこの地を都とした。
徐州は周囲を小高い丘に囲まれ、自転車で行くにはちょっとしんどい。
でも、かつてこの道を項羽や劉邦たちもたどったのかと思うと不思議に力が沸いて来る。
道路の標識を見ても、見所が多い街だ。
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17:40国道104号沿いにある「東都大酒店」にチェックイン。
徐州市東三環広山路3号 (0516)87888088
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ツイン140元。ネット可。朝食付き。自転車持ち込み可。
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微山-徐州79km。
総走行距離2152km。


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